針灸治療について

@ 針灸治療の現況

東洋医学の伝統医療である針灸治療は近年再認識され、高く評価されると共に、
社会的なニーズも増えて来ています。
元来、針灸の治療体系は、(診断即治療)をベースにしており、東洋医学独自の哲学・ 構造・病理分析を論拠にして成立しています。
従って、各患者様に対する病態の把握の方法は、西洋医学と異なる点が多いのですが、
治療対象が同じ人体である為、針灸師は東洋医学の知識と技術を持つことに
加え、 西洋医学の観点から人体の構造(解剖学)・機能(生理学)・異変(病理学)並びに 症状の把握と治療について見識を持ち、西洋医学を第一選択肢とする中で、東洋医学は 補完的または代替的に、その役割を果たすべきであると考えております。

A 針の痛みと灸の熱さ

針灸治療は痛くなく、また、熱くありません。
治療に用いる針は、直径が0.14mm - 0.24mmと髪の毛ほどの細さで、注射針のような 痛みはありません。
また、灸は紫雲膏という漢方の軟膏を使用して行いますので、ほんのりと暖かく 心地良いものです。
さらに、皮膚の表面から距離をおいて使用し、輻射熱を利用する棒灸や温筒灸もあります。

B 副作用について

治療後、一時的に体のだるさや眠気が現れることがあります。
これを東洋医学では、瞑眩(めいげん)と呼んでいます。
このような症状は、針灸治療に対し、身体が反応している状態で、約1日でこの症状はなくなります。
この後に、針灸治療の身体への効果がさらに浸透して行きます。
このような状態を、針灸治療の(後効果)と言います。

C さまざまな疾患への適応について

肩痛・ひざ痛などの整形外科的疾患から、めまい・アトピー性皮膚炎・不妊症・自律神経失調症などの内科的疾患にも適応します。
針灸治療は、永きに亘り伝承されて来た医療で、基本的には免疫力の賦活を
行うことで、 体質の改善(冷えなど)と維持が期待できます。

D 生活リズムについて

いくら高度な西洋医療を受診しても、また、針灸治療のような伝統医療を受けても、
基本としては、個々人の各生活における食事・運動・睡眠などの生活リズムを適正に
保たなければ、本来の健康は維持できません。 しかしながら、現代では時間に追われ、大人のみならず子供も、忙しい日々を送るようになっています。 当院では、各患者様のライフ・スタイルに合った生活指導もさせて頂きます。

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